日本精神保健看護学会 第29回学術集会・総会

リカバリートーク&レクチャー
~自分らしく人生を歩む人々の声をきく~

本大会では、「私たちは声をきけているのか?」というサブテーマをもとに、精神障害をもつ当事者・家族の方々をお招きし、双方向的な対話を通してリカバリーについて考える機会をつくりました。
精神障害をもちながら自分らしく生活する人々やその方々を支えるご家族の体験を聴くことは、自らの看護を振り返り、新たな看護の創造に役に立つことと思います。
この機会にぜひ、日ごろ抱いている看護への悩みを当事者・家族に打ち明け、相互交流を通して解決の糸口を見つけてみてはいかがでしょうか?

1日目:6月8日(土)午後
摂食障害をもつ方やそのご家族の語りをきき、回復のきっかけを学ぶ―

ゲスト:以下の団体よりお招きします

コーディネーター・コメンテーター

  • 鈴木高男(摂食障害家族会ポコアポコ代表)
  • 中戸川早苗(愛知県立大学看護学部)

摂食障害は日本ではなかなか十分な医療を提供できていないと思われます。「やせたい」「食べるのが怖い」という強い思いがあるため、治療をすることもとても難しい病気です。治りたいけど食べたくない、食べ吐きが止まらないなど、とてもつらい病気ですが、薬物療法もなく、看護師もどう接していいかわからないことも多いと思います。しかし、実際には多くの方が回復しています。どのようなきっかけで回復したのでしょうか?
またご家族は、摂食障害をもつ方の特殊な食事の要求や不安や甘えの裏返しの攻撃的な言動に巻き込まれて大変混乱されます。毎日毎日24時間一緒に過ごしているご家族はどのような体験をされているのでしょうか?
ぜひこの機会に体験者のお話を聞き、学ばせて頂きましょう。

2日目:6月9日(日)午後
統合失調症などの精神障害をもつ方の体験を教えていただく―

ゲスト:以下の団体よりお招きします

  • 一般社団法人しん コミュニティカフェかかぽ(就労継続支援B型事業所)
  • ピア活あいち(愛知県にある自助会9団体の集合体)
  • WRAP名古屋(名古屋で行われているWRAPクラスの運営団体)
  • 医療法人福智会 すずかけクリニック「すずかけの郷」(精神科デイケア)

コーディネーター・コメンテーター

  • 増川ねてる(WRAPファシリテーター(アドバンスレベル)、
    NPO法人コンボ理事、NPO法人精神科作業療法協会理事)
  • 野村直樹(名古屋市立大学人間文化研究科特任教授 
    ホームページ;https://nomuraoffcampus.com/

近年、統合失調症などの精神障害をもちながら、地域で生活することが当たり前となってきました。彼らは自分自身の精神障害の経験を活かしながら、なりたい自分に向けて、地域の中でさまざまな想いで活動しています。このような自分の願いに向けて努力を重ねていく生き方の実現といわれるリカバリーへの関心が高まっています。
今回は、愛知県でリカバリーに向けた活動を行っている4団体より各1名の方にご協力をいただき、リカバリーとは何か、それぞれのリカバリーストーリーをもとにお話ししていただきます。そして、リカバリーストーリーをお話くださったゲストの方とフロアーの参加者とグループになって対話していきます。
なかなか聞けない患者さん側からみた看護職の姿など、精神障害をもつ当事者の方々と楽しみながら対話してみてはいかがでしょうか?
締めくくりには、精神障害のピア活動のプロフェッショナルである増川ねてる氏とオープンダイアローグで対話の重要性を研究している野村直樹氏とで、リカバリートーク&レクチャーについての対談があります。自分らしい人生を歩むことを支える看護のあり方について考える機会になると思います。
ぜひご参加ください。

学術集会事務局
名古屋市立大学看護学部
〒467-8601
名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1
問い合わせ窓口
(株)ユピア 内
〒456-0005
名古屋市熱田区池内町3-21
FAX: 052-882-9612
E-mail: japmhn29@yupia.net

PAGE TOP